Roundtable Discussion
若手社員座談会
新しいことにチャレンジできる社風で、
やりがいにあふれている。
出版業界の流通から、全国の書店の支援、出版社との連携などトーハンには様々な仕事があり、仕事の数だけ、やりがいがある。部門が異なる若手社員3名が集まり、それぞれの仕事と、その魅力、そしてトーハンの可能性など、様々な視点から語り合っていただいた。
井上 裕貴
書店事業本部
2020年入社
2020年入社
子どもの頃からの活字好きで、人生の節目で本の影響を受けてきたこともありトーハンの事業に興味を持つ。入社後は東北支店に配属。当初不安こそあったが、周囲の環境に恵まれ仕事にプライベートに充実した日々を送る。その後、現在の書店事業本部に異動。東北支店時代の営業経験を活かし、現在は出版物以外の異業種とのコラボを実践することで書店の経営をバックアップしている。
加藤 未星
コンテンツ事業本部
2022年入社
2022年入社
「文化の集積としての本を活かした事業」に関われるという理由からトーハンへの入社を決意。入社後は人気部署のひとつであるコンテンツ事業本部に配属。書籍の映画化やアニメ化のタイミングに合わせて様々なフェアを企画。出版社・書店の売上アップに貢献するとともに、購入者に対しても魅力的なイベントを心がけている。
門屋 岳志
ロジスティクス事業部
2021年入社
2021年入社
入社後は第一志望だったロジスティクス事業部に配属。物流がトーハンの経営を支える重要な部門と考えての希望だった。1年目は物流を基礎から学び、新物流センターの開設というプロジェクトに参加。最新の技術や設備を学びながら常識にとらわれない発想で物流の未来像を描く。将来的には新規事業にも関わりたいという目標を掲げながら貪欲に知識を吸収している。
TALK THEME
トーハンに入社を決めた理由を
教えてください。
井上
私もそうですが、トーハンの社員は本好きな人が多いと思っています。皆さんも本好きという理由から入社を決めたのですか?
子どもの頃から本が好きで書店や図書館で過ごすことが多かったです。でも「出版取次」という業種についてはまったく知りませんでした。
加藤
門屋
私はとくに本好きというわけではありませんでした。様々な業界の会社説明会などに参加していく中でトーハンに出合うことができたという感じです。トーハンが実施していた就活イベントに参加した際に、人事の方から出版取次が担う役割や社会的価値を説明していただいたおかげで、トーハンで働くイメージができたので入社を決めました。
私も出版取次が担う役割に惹かれた一人です。自分のことを振り返ると人生の大事な節目で良い本と出会えてきたので、トーハンが果たしている役割と、より良いカタチで人々に本を届けようとしている姿勢に共感を持てたのが大きかったです。
井上
加藤
私も文化の集積としての本を活かした事業に携われるところに魅力を感じました。それとともに働いている社員の方がなんとなく私の気質と似ていると感じたのも入社動機のひとつでした。
TALK THEME
入社後の配属で感じたことを
教えてください。
門屋
私は第一志望だったロジスティクス事業部に配属になりました。志望理由は出版業界の物流を担う、トーハンにとって経営に直結する部門という点に魅力を感じたからです。ただし、物流に関する知識はまったくなかったので、先輩方に教わりながら身につけていきました。井上さんは、入社後の配属が東北支店と伺ったのですが、どんな感じでしたか?
縁もゆかりもない土地での一人暮らしということもあって初めは戸惑いもありました。しかし、支店の先輩や書店のオーナーが、新人の私に丁寧に様々なことを教えてくれたので、大変なことも乗り越えることができました。プライベートではロードバイクの社会人サークルに入ったり、東北の観光地や青森のねぶた祭りを見に行ったり、先輩から美味しいお店に連れて行ってもらったりと初めての土地である東北も楽しむことができました。
井上
加藤
初期配属が決まる時に感動したのが人事の方の対応でした。私は現在のコンテンツ事業本部に配属されることになったのですが、「あなたの○○な部分を見て配属を判断した」という形で一人ひとりに配属になった理由を説明してくれました。その際に、より仕事に対する意欲が湧いたのを覚えています。
トーハンは歴史のある会社だから考え方や働き方が古いとイメージされがちだけど、実はまったく逆の社風で、新しいことをどんどん取り入れています。新入社員に対する配属先の説明もそのひとつですし、エリアアドレス制、就業時間を都合に合わせてスライドできるシフト変更制度、社員が応募できるビジネスコンテストなど、社員のモチベーションが上がる取り組みが数多くありますね。
門屋
加藤
そんな自由闊達な社風ですから、若手社員でも新しい事業やサービスのアイデアがあれば気軽に相談できる雰囲気があります。いい意味でのギャップを感じています。
TALK THEME
現在の仕事内容とやりがいについて
教えてください。
井上
確かにトーハンには、社外から見るのと実際に働くのでは、いい意味でのギャップがありますね。そんな環境の中で、皆さんがどんな仕事に取り組んでいるのかを聞きたいのですが、門屋さんは新しい物流センターの立ち上げに関わっていますね。
はい、入社間もないころから新しい物流センター稼働に向けた長期的プロジェクトに参加しています。これまでにない規模で最新の設備を備えた物流センターの立ち上げに関われること自体が幸運ですし、自分が発案したことが形になっていく過程を見ることができるのが大きなやりがいに繋がっています。また、ここ数年、物流は大きな転換期を迎えており、IoTを活用した効率的なシステムを導入することで、庫内作業および配送の効率化に取り組んでいます。幅広い分野の知識が求められますので、日々、勉強しながら最新鋭の物流センターの構築を目指しています。
門屋
加藤
コンテンツ事業本部は、書店のフェアの企画・運営を行う部署です。出版社と連携して、漫画や小説などのアニメ化・映画化に合わせて、購入者特典、著者を招聘してサイン会などのイベント、書籍内容に合わせた謎解きイベントなど、さまざまなフェアを企画・運営しています。
書店事業本部は、新規の出店サポートや既存店のバックアップを行う部署です。その中で私の業務の中心は、既存店の支援が中心になっています。支援内容は、本離れが進む中、異業種とのコラボで売り場の活性化を図ることが中心です。その際の異業種とのマッチングをトーハンが提案しています。実はこうしたコラボの推進は、東北支店の経験が役立っています。書店回りをする中で、書店がどのような商材に魅力を感じているのかを把握する視点が身についたと感じています。
加藤さんはフェア開催で印象に残っていることはありますか?
加藤さんはフェア開催で印象に残っていることはありますか?
井上
加藤
私が出版社に初めて企画書を提出した、本屋大賞も受賞している小説のアニメ映画化に合わせたフェアが今でも印象に残っています。
書店内で「謎解き」イベントを展開し、出版社・書店・購入者の方々から大変喜ばれた時の感動は今も忘れられません。売上拡大にも貢献でき、コンテンツ事業本部の仕事のやりがいに目覚めた案件でした。
書店内で「謎解き」イベントを展開し、出版社・書店・購入者の方々から大変喜ばれた時の感動は今も忘れられません。売上拡大にも貢献でき、コンテンツ事業本部の仕事のやりがいに目覚めた案件でした。
TALK THEME
今後の目標や将来の夢を
教えてください。
井上
さて、最後に今後の目標や夢を聞きたいのですが、門屋さんはどんな目標がありますか?
まずは、今の物流センターを無事に完成させることに全力投球をしたいです。将来的には新規事業などにも関わることができたら嬉しいですね。とにかくトーハンは、「これをしたい」と手を挙げれば、どんどん任せてくれる社風です。そんなチャレンジングな環境を活かして、会社の成長に貢献したいと考えています。
門屋
井上
私の場合、ずっと書店とお付き合いしてきたので、書店をもっと盛り上げていきたいという想いは人一倍強いと自負しています。これまでの経験からリアルな書店の実情は把握していますので、今後は経営的な知識を身につけて書店をバックアップしたいです。幸いにもトーハンには、1年間休職して大学院に進学できる制度もあるので、そちらを利用してMBAの資格取得を目指したいです。
コンテンツ事業本部の仕事は、出版社・書店・購入者、そしてトーハンを含んだステークホルダー全員がWin-Winになれるやりがいにあふれています。ですから、今後もアンテナを張り巡らせて、みんなが笑顔になれる企画を立案していきたいです。そして将来的には経営企画や市場開発の知識も身につけて、新規事業に関わりながら本とのタッチポイントを増やすことで出版業界を盛り上げたいと考えています。
加藤
井上
それぞれ目標は違うけど、トーハンはいろんなことにチャレンジさせてくれる風土なので、今後も夢の実現のために頑張りましょう!
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