株式会社トーハン（本社：東京都新宿区、代表取締役社長：川上浩明）は、9月20日に創立75周年記念式典をトーハン本社にて執り行いました。当日は本社勤務者に加えて、全国の支店・出向会社からも社員が出席し、75年間を振り返る記念動画や、トーハンと出版業界の未来について考える社内公募企画を発表しました。川上社長はオンラインで式典会場と本社各階・全国支店を結び、全役職員に向けてメッセージを発信いたしました。

川上浩明社長挨拶（要旨）

トーハンは「REBORN」の5年間、そして今年度から始まった新・中期経営計画「BEYOND」において、本業である取次事業の課題に真摯に取り組み、解決に向けて業界全体に具体的な対策を発信し続けてきた。それにより、非常に多くのお取引先から期待と信頼が寄せられている。このような状況で創立75周年を迎えることができたのは、お取引先のご理解とご支援の賜物であり、またトーハングループ役職員の日頃の努力の結果である。

本業である取次事業、またグループ会社を含む新規事業の両面で、これからも新たなチャレンジを続けていく。一例として10月中旬には、書店開業パッケージ「HONYAL」を新たにリリースする。書店業の新規参入のハードルを下げ、人と本とのタッチポイントを増やすことが目的だ。こうした一つ一つの施策を通じて、トーハンの企業としての姿勢を表現していく。日本の出版流通を支え、お取引先の期待に応えてひろく社会に貢献する意識をもち、日々の仕事に取り組んでいこう。

まずは「BEYOND」初年度の目標達成に向けて、トーハングループ一丸となって挑戦を続けていこう。