ニュースリリース

ゴールデンウィーク 店頭売行動向

2024.05.10 ニュースリリース

弊社お取引書店のPOSデータ集計による2024年のゴールデンウィークの書店店頭売上動向についてお知らせします。

  • 集計期間:4月27日(土)~5月6日(月)
  • 調査対象書店:1,568店

概況

総合売上前年比は100.7%と、2023年を上回りました。立地業態別では駅ビル内(103.5)、SC内(102.7)などが好調となりました。

商品種別・購入客数の状況(前年比・%)

総合書籍雑誌コミックマルチメディア購入客数客単価
100.7102.591.1104.5116.3121.1105.1
※購入客数、客単価はPOS-V導入400店のみ集計

立地業態別の状況(前年比・%)

総合書籍雑誌コミックマルチ
メディア
SC内102.7103.992.2109.4116.6
オフィスビルテナント101.8102.095.2109.1109.0
パワーセンター99.6103.190.3102.2105.9
駅ビル内103.5104.593.3111.5123.8
住宅ビルテナント93.393.688.4101.194.8
小規模共同店舗96.099.385.599.9115.8
専門店内99.7101.389.099.1139.7
単独路面店97.4100.189.398.1117.5
百貨店内101.8102.292.8111.4112.1

販売上位商品

書籍コミックマルチメディア
1成瀬は天下を取りにいくワールドトリガー 272024 BBMベースボールカード
1stバージョン
2白鳥とコウモリ(上)葬送のフリーレン 13ストレッチーズ
パワーミュータント
3白鳥とコウモリ(下)呪術廻戦 26BBM阪神タイガース
ベースボールカード2024
4変な家 文庫版黒執事 34ソニックプライム
コレクタブルフィギュア
5変な家2 〜11の間取り図〜【推しの子】 14BBM福岡ソフトバンクホークス
ベースボールカード2024

書籍 102.5%

〈文芸書〉本屋大賞受賞作『成瀬は天下を取りにいく』と続編『成瀬は信じた道をいく』(共に宮島未奈、新潮社)や、『俺たちの箱根駅伝 上・下』(池井戸潤、文藝春秋)などが売れ行きを伸ばし、102.6%となりました。
〈文庫〉前年比は102.1%。『白鳥とコウモリ 上・下』(東野圭吾、幻冬舎)、映画公開中の『変な家 文庫版』(雨穴、飛鳥新社)が上位となりました。
〈学参・辞典〉107.9%と好調。2024年4月の小学校教科書改訂に伴って教科書準拠版の売行きが好調となったほか、『ポケモンずかんドリル』シリーズ(小学館)などが人気でした。

雑誌 91.1%

内訳は定期雑誌が前年比89.9%、ムックは前年比93.9%。ムックではNHKテキスト『3か月でマスターする世界史』4月号・5月号、『100分de名著 トーマス・マン「魔の山」』(共にNHK出版)や、人気漫画のファンブック『ハイキュー!! magazine 2024 FEBRUARY』(集英社)が上位に入りました。

コミック 104.5%

『ワールドトリガー 27』(葦原大介、集英社)、『葬送のフリーレン13』(山田鐘人 原作、アベツカサ 作画、小学館)、『呪術廻戦 26』(芥見下々、集英社)など、人気シリーズの最新刊が売れ行きを伸ばしました。

マルチメディア 116.3%

『2024 BBMベースボールカード1stバージョン』(ベースボール・マガジン社)のほか、球団別のベースボールカードが上位に上がりました。また、『進撃の巨人 画集 FLY』(講談社・税込22,000円)、『タッチペンで音が聞ける!はじめてずかん1000 英語つき』(小学館・税込4,928円)など、高価格帯商品が売り上げを牽引しました。

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