ニュースリリース

ゴールデンウィーク 店頭売行動向

2023.05.11 ニュースリリース

弊社お取引書店のPOSデータ集計による2023年のゴールデンウィークの書店店頭売上動向についてお知らせします。

・集計期間:4月29日(土)~5月7日(日)
・調査対象書店:1,562店

【概況】
総合売上前年比は93.2%。立地業態別でも前年を超えたものはありませんでした。一方で書籍ジャンル別では「地図・ガイド」が111.8%と復調し、人の流れが身近な書店よりも帰省・行楽などに向かった状況が伺われます。

【商品種別・購入客数の状況】(前年比・%)

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【立地業態別の状況】(前年比・%)

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【販売上位商品】

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【書籍 99.0%】
〈文芸書〉本屋大賞受賞作『汝、星のごとく』(凪良ゆう、講談社)や、著者6年ぶりの長編『街とその不確かな壁』(村上春樹、新潮社)などが売上を牽引し、102.8%となりました。
〈学参・辞典〉101.6%と好調。『小学生がたった1日で19×19までかんぺきに暗算できる本』(小杉拓也、ダイヤモンド社)、『ポケモンずかんドリル』シリーズ(小学館)など、特に小学生向け学参が良好な売れ行きとなりました。
〈地図・ガイド〉観光需要の回復から111.8%と伸長。海外ガイドでは『地球の歩き方aruco ソウル 2023~2024』、国内では『地球の歩き方 埼玉 2023~2024』(共にGakken)が上位となりました。

【雑誌 92.7%】
ムックは99.7%と堅調な売上で、NHK番組「100分de名著」5月期のテキスト『ヘーゲル「精神現象学」』(斎藤幸平、NHK出版)、侍ジャパンのWBC活躍を収録した『WBC 2023 メモリアルフォトブック』(世界文化ブックス)が売上を伸ばしました。

【コミック 78.3%】
メディア化が話題となっている『SPY×FAMILY』(遠藤達哉、集英社)、『キングダム』(原泰久、集英社)の最新刊が上位にあがりました。また、4月よりアニメ放映が開始した『【推しの子】』(赤坂アカ、集英社)は、シリーズ全体で良好な売れ行きです。

【マルチメディア 90.0%】
『ストレッチーズ ミュータント ファイターズ』『くじら&Co.ビッグ』(共にデアゴスティーニ・ジャパン)の子ども向けの商品が上位となりました。また、『2023 BBMベースボールカード1stバージョン』(ベースボール・マガジン社)のほか、各球団別のベースボールカードも売上を伸ばしました。

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