新年仕事始式 年頭挨拶(要旨)
株式会社トーハン(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:近藤敏貴)は、1月5日午前9時より本社で新年仕事始式を行い、オンラインで全国の拠点へ同時配信を実施しました。
近藤社長は、残すところ1年余となる中期経営計画「REBORN」の進展を振り返り、次期以降の展望にも触れつつ、あらためて計画完遂を目指す決意を述べました。また、JPICを軸とした業界横断的な活動の進捗状況を説明し、引き続き社として積極的に協力することを確認しました。
挨拶の要旨は以下の通りです。
近藤敏貴社長 年頭挨拶(要旨)
明けましておめでとう。
今回の年末年始のPOS実績は、出版社による定価アップ効果も含めて書籍・雑誌が共に100%を超えた。まずは悪くないスタートが切れたのではないだろうか。
4年目にあたる「REBORN」は、昨年10月の「en CONTACT」サービスインで、有効な手段がまた一つ具現化した。取引先に広く活用して頂き、ドイツを範とし日本流にアレンジを加えた出版流通改革を新たな段階へと進めていこう。
提携するパートナー企業との取り組みも、デジタル技術を駆使しながら着実に前進している。プリント・オン・デマンドによる品切れのない商品供給、NFTデジタル特典による高付加価値商品の開発、電子書籍販売や電子図書館サービスなど、今年は積み上げてきたものをさらに大きく、高度なものへと進化させる一年にしよう。
新規事業領域も、中期的視点からますます重要度が高まっている。IPビジネスやエンタメビジネスをはじめ、新たな分野への挑戦を続けていく。
不動産活用と物流拠点の再配置も進める。旧本社跡地は解体が無事に終了し、新規物件の着工に進んでいる。物流拠点は単なるリプレイスではなく、今後の出版流通の変化を見据えた再構築を進めている。
業界全体の課題については、出版文化産業振興財団(JPIC)と足並みを揃え、その活動をバックアップしていく。秋の読書月間は、今年はより多くのお客様を店頭に呼べるイベントへと発展させたい。また、議員連盟を通じた国政との連携も新たなフェーズに入っている。今年は様々な点で新たなチャレンジの連続だ。
気を引き締め、心身の健康に留意しながら、充実した一年にしていこう。
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