ニュースリリース

「2022年 上半期ベストセラー」発表

2022.06.01 ニュースリリース

株式会社トーハン(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:近藤敏貴)は、「2022年 上半期ベストセラー」を発表しました。(集計期間=2021年11月22日~2022年5月21日)

●文芸書1位『同志少女よ、敵を撃て』
文芸書1位は、逢坂冬馬著『同志少女よ、敵を撃て』(早川書房)。著者の逢坂冬馬氏は、本作品で第11回アガサ・クリスティー賞大賞を受賞してデビュー。第二次世界大戦中の「独ソ戦」を舞台に、狙撃手である主人公の少女を通して戦場の真実を描いた作品で、昨年11月の発売以降、多くの読者を惹きつけ、第166回直木賞候補にも選出されました。今年4月には2022年本屋大賞を受賞、受賞への感謝とともに現在の国際情勢への思いを語ったスピーチも話題となりました。

●ビジネス書1位『人は話し方が9割』『人は聞き方が9割』
永松茂久著『人は話し方が9割』(すばる舎・2019年9月発売)と、続編『人は聞き方が9割』(2021年12月発売)がビジネス書1位となりました。「話し方」は2021年上半期・年間・2022年上半期の3回連続でビジネス書部門トップを獲得。コロナ禍でコミュニケーションの機会が減り、人との関わり方への関心が高まる中、現在も売れ続けロングセラーとなっています。今年2月には累計発行部数100万部を突破、版元のすばる舎としては1989年4月の創業以来、初のミリオンセラー作品となっています。

●新書 ノンフィクション1位
『70歳が老化の分かれ道 若さを持続する人、一気に衰える人の違い』
2021年6月に発売された精神科医・和田秀樹氏の『70歳が老化の分かれ道 若さを持続する人、一気に衰える人の違い』が新書ノンフィクション部門1位、昨年の年間ベストでも当ジャンル10位に入っていましたが、今回順位を大きく上げてトップとなりました。また、3位には同じ著者の『80歳の壁』(幻冬舎)がランクイン。
ジャンルは異なりますが、実用書では『タキミカ体操 日本最高齢インストラクターの「心まで若返る」生き方レッスン』(瀧島未香 著、中沢智治 監修/サンマーク出版)が3位、『疲れない 太らない ボケない 60代からの鎌田式ズボラ筋トレ』(鎌田 實 著/エクスナレッジ)が9位に入りました。コロナ禍で外出自粛が増え、運動量が減る中で、健康的に元気に生きる術を書いた本が売れた結果となりました。

発表内容の詳細は下記をご覧ください。
2022年 上半期ベストセラー<総合> https://www.tohan.jp/bestsellers/2022.html

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