新年仕事始め式 年頭挨拶(要旨)
株式会社トーハンは、1月5日午前9時より本社で新年仕事始め式を行い、オンラインで全国の拠点へも同時配信を実施しました。
仕事始めにあたり、近藤社長は中期経営計画「REBORN」の推進について述べ、併せてコロナ禍が拡大する中で業務にあたるグループ職員の労をねぎらい、感染予防策の徹底を呼びかけました。社長挨拶の要旨は以下の通りです。
近藤敏貴社長 年頭挨拶(要旨)
明けましておめでとう。
コロナ禍で外出や帰省の自粛が求められる異例の正月となり、書店店頭売上にも影響が出ている。楽観視できる状況ではないが、需要の変化を読み、本業の復活に向けて今年もしっかりと対策を打っていこう。
もとよりコロナ以前から出版流通は危機的状況にある。近年、業界全体に危機感が共有されつつあるのは有難いことだが、より重要なのは、危機を乗り越える具体策を考え抜き、理解と協働の輪を広げていくことだ。
当社は中期経営計画「REBORN」を通じて、業界の10年先を見据えた戦略を立てている。その戦略に沿って、マーケットイン型出版流通の要となる仕入配本プラットフォームの構築、書店粗利改善のための共同仕入スキームの研究、新たな事業パートナーとの提携など、様々な構想を具体化させている。
現在の混沌とした状況の中で、具体策をもって流通の未来像を提示し、出版業界の羅針盤の役割を果たすのがトーハンである。皆さん一人ひとりがトーハングループの一員として、ビジネスパートナーとともに業界の未来を切り拓くイノベーターなのだということを、常に意識してほしい。
まもなく新本社が完成し、4月からは「REBORN」も折り返しの3年目を迎える。トーハンの真価が試される2021年、全社一丸となって走り続けよう。
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